おはようございます!ふくふくです。
天気の子を昨夜に映画館で観たのですが、興奮冷めやらぬうちにネタバレ含む感想を共有したいと思います!
また、冒頭からネタバレになるのですが、「君の名は。」で出演していたキャラクターである四葉や三葉が天気の子に出演していたりして、一体、どこで出演していたのかもネタバレします!
そして、天気の子の最後について気になる点について考察してみます。
ということで、
今回は、天気の子の「ネタバレ感想」、「四葉と三葉の出演シーンはどこ」、「最後を考察」について述べていきます!!
天気の子のネタバレ感想!
天気の子は、天候が狂った東京が中心となる物語です。ヒロインの晴れ女である天野陽菜が、地方の島からやってきた主人公の森嶋帆高とともに、異常気象の雨が続く東京に晴れをもたらすというストーリーです。
ストーリーの流れとしては、ネタバレ含む内容ですが、以下の展開です。
2.帆高がバイト捜し中に陽菜と合う
3.圭介のもとで帆高が働く
4.水商売で働こうとする陽菜を助けて晴れ女と知る
5.帆高と陽菜と陽菜の弟である凪と晴れ女ビジネスを始める
6.力を使い過ぎて、陽菜が空に消える
7.家出中の帆高が警察に連行されるが、脱走
8.陽菜を助けるため全力疾走
9.東京から晴れを失う代わりに陽菜を助けて、3年後になる
10.陽菜と再会し、エンドロール
前半のネタバレ感想としては、帆高が東京にやってきて生活になじむまでを描いており、須賀の事務所で働く姿が印象的でした。そして、新海誠監督の真骨頂である背景映像が素晴らしいですね。リアルに描かれる東京のビル群や風景、気象には、喜怒哀楽のいろんな表情が見て取れました。
アニメという架空の物語にリアルな東京の描写があると、ぐいぐい物語の世界観に引き込まれて没入してしまいました。新海誠監督は、「星のこえ」という短編映画を昔作っており、そのときは背景は素晴らしかったのですが、一人で映画を作っていたので人物がいまいちでした。
しかし、近年、大勢の人が新海監督の制作に携わるようになり、そういう欠点がなくなっていき、より映画にのめり込める状況となったことで大ヒットしだすようになったというのが個人的な感想です。
ちなみに、新海監督には、実は娘さんがいて有名な子役という話があります。気になる方は、こちらの記事を参照ください↓
後半のネタバレ感想ですが、後半は警察に追われることから一気に疾走感が増しましたね。前半が生活というわりと淡々とした日常を描いていたので、その対比が生きてきた印象です。警察から逃げる中でもユーモアがあり、帆高、陽菜、凪の三人でホテルで遊びまくるシーンとか、この幸せが続いて欲しいとついつい願ってしまうほどでした。
そして、最後の警察や圭介との対決シーンでは、拳銃による威嚇のし合いで、ドキドキものでした。最終的に手錠を半分かけられつつも、陽菜を助けた帆高は凄いです。というのも、最初に上京したときの帆高は自分のことで精いっぱいだったので、誰かのために頑張れるようになったことがじーんときました。
とはいえ、二人が幸せになるためにたくさんの人々の幸せを犠牲にしてしまったのではと思ってしまうこともあり、真のハッピーエンドなのか賛否両論ありそうですね。
天気の子における四葉と三葉の出演シーンはどこ?
天気の子では、「君の名は。」で出演していたキャラクター宮水四葉、宮水三葉、立花瀧、勅使河原克彦、名取早耶香が登場しました。これは映画を見ていて驚きましたね!
特に、瀧くんと三葉はがっつりと天気の子に出演していてびっくりしました。四葉や三葉など、それぞれのキャラクター出演シーンは以下のとおりです。
東京に災害クラス級の大雨が降った後、天気を晴らすために陽菜が力を使って消えてしまった後に、晴天の東京を見て喜ぶ女子高生3人組の前で、空をさすツインテールの子
帆高が陽菜のために誕生日プレゼントの指輪を買うときにアドバイスをしてくれた女性
晴れ女ビジネスで尋ねた立花冨美という老女の家で出てきた青年
晴れ女ビジネスでフリーマーケット会場を晴らしたときの観覧車の中
晴れ女ビジネスでフリーマーケット会場を晴らしたときの観覧車の中
天気の子を見る前に、「君の名は。」を見てから観劇にいっただけに感動もひとしおでした。しかも、出演キャラには、凪の彼女として、花澤カナ役として声優の花澤香菜、佐倉アヤネ役として声優の佐倉綾音が本人の名前で出演していて驚いたものです。
さて、新海誠監督は、「星のこえ」などSF系の作品を作りますが、四葉や三葉が登場する「君の名は。」との時間軸が気になるところです。
天気の子では、晴れ女ビジネスを2021年8月ごろから開始しています。作中でも、瀧くんのおばあちゃんの家でスイカを食べていたり、神宮外苑花火があったりするので季節は間違いないと思います。
一方で、三葉と瀧くんが再開するのが、2022年春ごろなので、作中で帆高が出会った三葉と瀧くんは、まだ再開していないことになります。
さらに、違和感があるのが、三葉と瀧くんが再開したときの東京は晴れているのです。どういうことかというと、帆高が陽菜を救った2021年8月以降の3年間は東京はひたすら雨が降り続いていたのです。つまり、三葉と瀧くんが再開した「君の名は。」の世界とは別世界ということになります。
うーん、実に面白いトリックを新海監督は使ってますね。こうしておけば、友情出演的にできますし、作品としては別作品で違う世界線であると言い張れます。
天気の子の最後を考察してみる!
天気の子の最後で気になる点は2つあります。
まず1つ目について考察してみます。
須賀は奥さんの明日香を亡くしており、作中で、年を取ってから大切なものの順序を入れ替えられなくなったと述べています。また、須賀は今でも大切に結婚指らしきものを左手薬指に付けており、奥さんが忘れられないことがわかります。
そして、須賀には一人娘がおり、須賀の中で大切なものは、娘と奥さんなのです。
そういうこともあって、須賀は帆高より娘と奥さんが大切だったので、最後の最後まで自身の保身ばかり考えてました。しかし、帆高が自身の将来を棒に振ってまで消えた陽菜を追い求める姿勢に、最後の最後に自身が亡くなった奥さんを思う姿を重ねてしまい、最後の最後で寝返ったのだと考察します。
続いて、2つ目について考察してみます。
神社をくぐったのちに、帆高は陽菜のいる空の世界へワープしましたが、強い思いだけで空の世界にいけるのか少し疑問が残ります。
なので、陽菜は晴れ女の巫女としての力があったが、帆高は雨男としての巫女的な何か素質があったのではないかと考察します。これを雨男説と唱えます。
映画冒頭から最後まで帆高の周りでは雨が降り続いています。占い師に帆高が晴れ女伝説についてヒアリング調査しているときに、晴れの力は竜神系で、雨の力は稲荷系と言っていました。
帆高は地方の島ぐらしであり、昔は地方や国ごとに天気をつかさどる巫女がいたという話も作中でありました。稲荷神社の一つや二つ、地方にあってもおかしくなさそうです。ということは、帆高は地方の島で雨ばかり降らす雨男として有名だったのかもしれません。それで地元が居心地悪くて、晴れているところにあこがれがあり、晴れ間を追って東京にやってきたのです。
もうひとつの考察は、陽菜が空の世界から落とした指輪を帆高がもっていたからかもしれません。これを指輪説と唱えます。
空の世界にいくためには、何か宝石を身に付けて強い願いをする必要があるのではと考察します。
陽菜は空の世界から戻ってくるときに宝石のついたチョーカーが壊れており、力をとどめておく媒体が壊れたために戻ってきたのかもとも思いました。
そして、空の世界にいったことで、帆高が代わりに天気を操作する力を身に付けているのではと考察しました。
まとめ
天気の子の「ネタバレ感想」、「四葉と三葉の出演シーンはどこ」、「最後を考察」について述べていきましたが、以下のとおりまとめます。
というわけで、天気の子のネタバレ感想、四葉と三葉の出演シーン、最後を考察していきましたが、いかがでしたでしょうか。天気の子については、考察するポイントが他にもありそうなので、何回か劇場に足を運んで見返したほうがより考察できそうです!
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