こんばんは!ふくふくです。
グスタフ・クリムトが没後100周年を去年迎えたのですが、今年、ついに、クリムト展(2019)が開催されることをご存知でしょうか?
クリムト展(2019)では、「女の三世代」、「ユディトⅠ」、「ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実)」など、日本のクリムト展としては、過去最多となる油彩画25点以上が展示されます。
クリムト展(2019)の開催期間と場所は、現在2か所わかっております。
≪その1≫
≪その2≫
一体、どれぐらいの混雑状況となるのか、またアクセス方法についても、気になります。
また、クリムト展(2019)の前売りチケットに、グッズセットの特別前売券があります。なんと、この前売り権を入手すると、クリムトの絵画をあしらったノートまで一緒にゲットできるのです。
そのため、ノートをゲットするため、前売り券をどうやって手に入れればよいのか気になります。
さらに、美術館の展示も楽しみですが、展示を見終わった後のグッズコーナーでのグッズ探索も楽しいものです。クリムト展(2019)では、どのようなグッズが並んでいるのかも気になるところです。
ということで、今回は、クリムト展(2019)の「混雑状況やアクセス方法」、「ノート付きの前売りチケットの入手方法とグッズ」を調査していきます!!
クリムトのプロフィール
名前:グスタフ・クリムト(Gustav Klimt)
生年月日:1862年7月14日
没日:1918年2月6日
享年:55歳
国籍:オーストリア帝国
クリムトは、彫版師の父(エルンスト)と、ミュージカルパフォーマーとしての才能をもつ母(アンナ)のもとに7人兄弟の第2子としてウィーンに生まれました。彫版師の父の影響か、学校は、博物館付属工芸大学に入学し、クリムトは石膏像のデッサンや古典作品の模写を中心とした古典主義的な教育を受けました。
ちなみに、クリムトの弟たち(エルンスト・クリムト、ゲオルグ・クリムト)も博物館付属工芸大学に入学しており、後にクリムトの作品の額縁を設計したりするようになりました。
大学卒業後は、クリムトは劇場装飾の仕事を主に行い、ブルク劇場や美術史美術館の装飾で、ウィーン美術界に名を広めていた。
そんな中、ウィーン大学の講堂天井画である3部作「哲学」、「医学」、「法学」を性的描写を含め、理性の優位性を否定するような内容を描いたことから、大学に合わないと大論争を巻き起こします。
最終的には、クリムトの報酬が全額返還となりましたが、古典的で新たな考え方に寄り添わず、アカデミズムに沿う風潮から脱するべく、クリムトはウィーン分離派を結成し、初代会長に就任します。
ウィーン分離派は、保守的な考え方から脱し、自由な表現を良しとする芸術団体です。
クリムトは、自由な表現を求め、官能的で、絢爛豪華な金ぴか作品を作り、退廃的なモチーフから生命の輝きを描き出しました。
大学などの公的な仕事ではなく、個人的な裕福なパトロンのために金箔を用いた作品がメインとなり、文字通り、黄金の時代となりました。ちなみに、金箔は日本の尾形光琳から影響を受けています。
ウィーン分離派は、当時フランスを中心に目覚ましく展開する芸術の潮流をウィーンに紹介する活動を主としており、印象派やジャポニズムも紹介してたりしました。
そんなウィーン分離派での活動に転機が訪れたのは、第8回分離派展でホフマンが家具などのモダンデザインの先駆けとなるものを展示し、注目されたことからでした。
この展示によって、ホフマンに対して、美術の商業化であると分離派内部から批判が出たのである。この当時、アールヌーヴォという日々の暮らしの品の中にも芸術を取り込もうという動きが流行っており、それに影響を受けていたクリムトは、ホフマンの活動に興味を持っていたので、ウィーン分離派から離脱。
離脱後、クリムトは、ホフマンが設立したウィーン工房が手掛けたストックレー邸(現在、世界遺産)の壁画制作などを行っており、この時期あたりが金箔を使用する黄金時代の絶頂期となり、中でも最高傑作とも言われる「接吻」を作成したのも、このあたり。
その後、若手が台頭してきて、クリムトの人気が落ちてきたことから、お金がかかる金箔を使用しないようになり、色んな色を試すようになりました。
そして、1918年にスペイン風邪を悪化させて、肺炎となり、この世を去った。
クリムト展(2019)の混雑状況は?
クリムト展(2019)の混雑状況ですが、まだ開催されていないため、混雑状況がわかりませんが、比較として以前、印象派展が京都で開催されたときの混雑状況をお伝えします。
印象派展では、入り口のチケットを買うところで特に混雑しており30分ぐらいは行列待ちが出来ていましたね。美術館の中に入ったあとも混雑しており、有名な作品の前には人がいっぱいいてゆっくりとみれる感じではありませんでした。
なので、クリムト展(2019)を観に行く場合は、あらかじめ前売りチケットを購入していた方が良いと思います。
また、クリムトは没後100周年ということで、フランスのパリにあるデジタルアートセンター(アトリエ・デ・リュミエール)の2018年4月のオープニングから2019年1月6日まで「グスタフ・クリムト展」が開かれており、結構盛況だったみたいです。
なので、世界的に見てもかなり有名な画家であり、かつ日本でも美術熱が高まっていることから、クリムト展(2019)は、かなり混雑するんじゃないかと思います。なので、混雑せずにゆっくりとみたいなら休日とゴールデンウィークは外したほうが良いかもしれませんね。
クリムト展(2019)のアクセス方法は?
クリムト展(2019)は、東京都の上野公園の中にある東京都美術館で開催されます。
アクセス方法としては、JR上野駅の公園口から徒歩9分で東京都美術館にアクセスできますね。あとは、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」から徒歩10分、京成線京成上野駅から徒歩10分でアクセスできます。
注意すべきは、クリムト展(2019)が開催される東京都美術館には、駐車場がないため、もし車で来る場合は最寄りのパーキングを探しておく必要があります。
クリムト展(2019)のノート付き前売り券の入手方法は?
クリムト展(2019)のノート付き前売り券は、以下の場所で販売しています。
ちなみに、ローソン、ミニストップで購入した場合、ローソン、ミニストップではノートを引き取ることができない点にご注意ください。ノートは、ローチケHIBIYA TICKET BOXで引き取ります。
ノートは、クリムト展(2019)で展示する全4種で、「ユディトⅠ」、「オイゲニア・プリマフェージの肖像」、「アッター湖畔のカンマー城Ⅲ」、「ベートーヴェン・フリーズ」が表紙となります。
どれになるかは、選ぶことが出来ず受け取るときのお楽しみになります。
なお、クリムト展(2019)のノート付き前売り券のお値段は1600円です。
一応、ノート付き前売り券が購入できない方も、ノートはクリムト展(2019)の展示ショップで購入することができるようです。
クリムト展(2019)のグッズは?
クリムト展(2019)のグッズ販売ですが、ノート以外にもグッズはもちろんあります。
例えば、「オイゲニア・プリマフェージの肖像」に描かれた東洋風のモチーフをあしらったデミタスカップとソーサーもクリムト展(2019)の展示ショップでグッズ販売予定のようです。
あとは、「ユディトⅠ」のミニチュア絵画(1/12スケール)もグッズ販売予定ですね。
まとめ
クリムト展(2019)について、「混雑状況やアクセス方法」、「ノート付きの前売りチケットの入手方法とグッズ」を調査しましたが、
「混雑状況は不明ですが、アクセスは上野駅公園口から徒歩9分」とわかり、
「ノート付きの前売りチケットはローソンとかチケットぴあで購入でき、グッズはノートやカップなど」と、わかりました。
というわけで、クリムト展(2019)は、ゴールデンウィーク期間にも被るため、遠方の人も東京観光のついでに行くことができます!ふくふくもあわよくば、クリムト展(2019)を観に東京へ繰り出そうかなと考えてます。観に行きたいなあ、クリムト展(2019)!!
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