ふくふくです。
コード理論を学んだけど、アドリブソロにどうやって生かすのかわからない初心者って多いと思います。
筆者はバンドを5年間ほど組んでいたのですが、音楽の専門学校を出ている人がメンバーにいたことで、運よくコード理論を学ぶことができました。
耳コピや編曲(アレンジ)も簡単になるよ!
コード理論が理解できると色々できるのね♪
ということで、今回は、コード理論について、
・耳コピも楽々
・編曲(アレンジ)も怖くない
を紹介していきます!!この考え方を知ると、コード理論を学んでみようというやる気がでると思います。それではどうぞ↓
コード理論でアドリブソロが簡単になる考え方
コード理論でアドリブソロを簡単に演奏するために大事な考え方は、キー(調)を知ることです。
ここでは、簡単のため、鍵盤楽器をベースに考えてみます。
たとえば、キーがCの場合は、音階が「どれみふぁそらしど」で構成されます。
すると、白鍵と黒鍵で構成される鍵盤楽器では、黒鍵を押すことなく演奏できます。
なので、キーがCの場合は、黒鍵を押さなければ好きな音を押せばすべてアドリブソロになります。
めちゃくちゃ弾いても、黒鍵さえ押さなければアドリブソロです。
ようは、これだけです。簡単でしょう(笑)
他の例では、キーがGの場合は、音階が「どれみ ”ふぁ♯” そらしど」になるのです。
すると、「ふぁの黒鍵」を押すことだけを意識すればよいのです。
この考え方を全音階に適応することで、アドリブソロはもう簡単です。笑えるほど簡単に弾けます。だって、押してはいけない音を知っているので、何を押しても調に合うのです。
そして、これに慣れてきたら、あえて調に合わない音を使ってみると意外な発見があったりして楽しいのです。
不協和音になっても、ジャズっぽいおしゃれな音になったり、絶秒に外れた音がロックっぽくなったりします。
ちなみに、絶妙に外れた音がかっこいいというのが、NUMBER GIRLの名曲「透明少女」をライブで弾いている動画を見るとわかります↓
びっくりするのが、動画の中で、向井秀徳(ギターボーカル)のギター弦が2、3本切れてます。なのに、不協和音っぽくなってもかっこいいという点です。
ここまでのレベルになったら、もうアドリブソロは怖くないでしょう(笑)
コード理論で耳コピも楽チンになる
耳コピって地味に大変ですよね。でも、コード理論を知っていると耳コピすら楽チンに出来ます。
例えば、耳コピしていると、弾いている音に偏りやグループがあることに気づきます。
「あれ、Aメロでは黒鍵を弾いている音がないなあ」
「Bメロでは「ふぁ♯」と白鍵ばかりだわ」
ここでコード理論を知っていると、黒鍵を弾いていないということは、キーがCだなとわかります。
「ふぁ♯」と白鍵ばかりなら、キーがGだとわかります。
すると、耳コピしていても、わからない音の予想が立てやすくなります。
この音がわからないけど、キーがCということは、黒鍵は使わないからこの音になるはずって感じですね。
この能力を極限まで高めると、曲を一回聞いただけで演奏できるようになります。
AメロがキーCで、BメロがキーGで、ああなるほどねって具合です。
どうですか、コード理論を勉強しようって気になってきましたか(笑)
コード理論で編曲(アレンジ)も怖くない
さて、アドリブソロと耳コピの話をしてきましたが、両方の考え方が身につけば、編曲(アレンジ)も全く難しくありません。
むしろ、楽しくて楽しくて仕方なくなります。
上述してきたので予想できると思いますが、まず原曲を耳コピしてキーを知ったら、あえてキーから外す音を入れたりするのです。
すると、不思議なことにおしゃれな響きになったり、ロックっぽいアレンジになったりします。
キーもわかっているので、どの楽器がどの音を出せば調和が出て、どの音を出せば調和がとれないかわかるので、編曲も余裕です。
いやー、コード理論を知っていると編曲(アレンジ)も怖くないって、これはもう勉強するしかないですね(笑)
まとめ
コード理論を知っていると、「アドリブソロが簡単」、「耳コピも楽々」、「編曲(アレンジ)」も怖くないということを紹介していきました!
ちなみに、筆者のオススメ本は、こちらの「絶対わかるコード理論」です↓
この本は一回読むだけではわかりませんが、何回も読み直すたびに、「あっ、そういうことなのか」って気づかされます。良本です。
コード理論は独学でも全然身につくので、ぜひこの機会に勉強してみましょう!
一生もののスキルになりますよ♪
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